TODAY関数 – 現在の日付を自動的に取得する関数
1. 使い方と活用例
TODAY関数は、パソコンのシステム日付を基に「今日の日付」を自動的に返す関数です。
日付の自動更新や期限計算、経過日数の算出などに広く使われます。
2. 基本の書式
=TODAY()
3. 引数の説明
- (引数なし) – TODAY関数には引数は必要ありません。
4. 使用シーン
- 日付の記録を自動で「今日」に更新したいとき
- 期限日までの日数を計算したいとき
- レポートの更新日を自動表示したいとき
5. 応用のポイント
TODAY関数は、ブックを開いたときや再計算されたときに現在の日付に自動更新されます。
日付の計算には、他の関数(例:DATEDIF、TEXT、IFなど)と組み合わせることで、柔軟にカスタマイズが可能です。
6. 具体例とその解説
=TODAY()
実行した日の「今日の日付」が表示されます(例:2025/04/01)。
=A1 - TODAY()
セルA1に将来の日付(例:2025/04/10)がある場合、その日までの残り日数(9日)が計算されます。
=TEXT(TODAY(), "yyyy年mm月dd日")
今日の日付を「2025年04月01日」のように和式で表示したい場合に使用します。
7. 関連関数の紹介
- NOW関数 – 現在の日付と時刻を返す関数
- DATE関数 – 年・月・日を指定して日付を生成する関数
- TEXT関数 – 日付や数値を書式指定した文字列に変換する関数
- DATEDIF関数 – 2つの日付の差を年・月・日単位で計算する関数
8. まとめ
TODAY関数は、現在の日付を簡単に取得できる非常に基本的かつ実用的な関数です。
期限管理やレポート作成、経過日数の算出など、幅広い業務に活用されます。
9. 対応バージョン
TODAY関数は、すべてのバージョンのExcel(Excel 2007以降)で使用可能です。