DAYS関数 – 日付と時刻

DAYS関数 – 2つの日付の差(日数)を求める関数


1. 使い方と活用例

DAYS関数は、2つの日付の間にある日数を計算する関数です。
終了日から開始日を引いた結果(日数)を返し、日付の差分計算や期間の分析に便利です。

2. 基本の書式

=DAYS(end_date, start_date)

3. 引数の説明

  • end_date – 終了日を指定します。DATE関数やセル参照、日付文字列が使用できます。
  • start_date – 開始日を指定します。こちらも同様に日付形式で入力します。

4. 使用シーン

  • プロジェクトの開始日と終了日の間の日数を求めたいとき
  • 請求期間や勤怠記録など、期間ベースの計算を行いたいとき
  • 契約の有効期間や更新までの日数を求めたいとき

5. 応用のポイント

DAYS関数は、日付の差を簡単に取得できるため、他の計算式と組み合わせることで柔軟な期間管理が可能です。
開始日が終了日よりも後になる場合、結果は負の値になります。
DAYS関数はシリアル値を使用するため、内部的には =end_date - start_date と同じ計算が行われています。

6. 具体例とその解説

=DAYS("2025/04/30", "2025/04/01")

この式では、2025年4月30日から2025年4月1日までの日数を計算します。
結果は「29」となり、両日付の差が29日であることを示します。

7. 関連関数の紹介

  • DATEDIF関数 – 2つの日付の差を「年」「月」「日」単位で返す関数
  • NETWORKDAYS関数 – 土日と祝日を除いた稼働日数を返す関数
  • EDATE関数 – 指定月数だけ前後にずらした日付を返す関数
  • TODAY関数 – 現在の日付を返す関数

8. まとめ

DAYS関数は、日付同士の単純な差分(日数)を求めたいときに非常に便利です。
シンプルな構文で日付間の計算が行えるため、プロジェクト管理や期間分析など多くのビジネスシーンで活用できます。

9. 対応バージョン

Excel 2013以降で使用可能です。
それ以前のバージョンでは =end_date - start_date という数式を使って同様の結果を得ることができます。