COUNTBLANK関数 – 範囲内の空白セルの個数を数える関数
1. 使い方と活用例
COUNTBLANK関数は、指定した範囲内にある空白セルの数をカウントするための関数です。
データ入力の抜けや、未記入セルを確認したいときに役立ちます。
特にアンケート集計や、データ整備の場面でよく使用されます。
2. 基本の書式
=COUNTBLANK(range)
3. 引数の説明
- range – 空白セルの数を数える対象となるセル範囲を指定します
4. 使用シーン
- 入力漏れや未回答セルのチェック
- データベースや表の中で空白セルの割合を調べる
- 入力状況を管理・可視化する仕組みの一部として活用
5. 応用のポイント
COUNTBLANK関数は、セルの内容が「完全に空白」である場合のみカウントします。
スペースや数式の結果として空文字(””)がある場合もカウントの対象になります。
ただし、エラーセルや「0」が表示されているセルは空白とみなされません。
6. 具体例とその解説
=COUNTBLANK(A1:A10)
この式は、セル範囲 A1 から A10 の中にある空白セルの個数を返します。
たとえば、A1~A10のうち3つが空白なら「3」と表示されます。
7. 関連関数の紹介
8. まとめ
COUNTBLANK関数は、範囲内に存在する空白セルの数を簡単に把握できる便利な関数です。
入力状況のチェックや、データの整備において非常に重宝されます。
他のカウント系関数と組み合わせて使うことで、より柔軟なデータ分析が可能になります。
9. 対応バージョン
COUNTBLANK関数は、Excelのすべてのバージョンで使用可能です。